クラフト・伝統工芸
伝統工芸
教材向けの漆風「蒔絵」「堆朱」をつくろう
蒔絵(まきえ)とは、漆で模様を描いた上に金粉をまきつけて絵をつくるところから蒔絵と言われ、日常の調度品や内部装飾などに用いられた技法です。堆朱は様々な色の漆を塗り重ねた層に文様等を表す技法です。本うるしは肌がかぶれたり取り扱いにくさがありますが、教材向けに安全&時短でできるキットをご用意しています。
この題材におすすめの学年:中学生1年生~高校生
制作時間のめやす:蒔絵…約1~2時間 堆朱…約3~5時間
クラフト・伝統工芸
伝統工芸
蒔絵(まきえ)とは、漆で模様を描いた上に金粉をまきつけて絵をつくるところから蒔絵と言われ、日常の調度品や内部装飾などに用いられた技法です。堆朱は様々な色の漆を塗り重ねた層に文様等を表す技法です。本うるしは肌がかぶれたり取り扱いにくさがありますが、教材向けに安全&時短でできるキットをご用意しています。
この題材におすすめの学年:中学生1年生~高校生
制作時間のめやす:蒔絵…約1~2時間 堆朱…約3~5時間
本来の蒔絵は本うるしを使用し、湿気で固まったりかぶれたりと難易度が高いですが、水性で安全&手軽にできる方法をご紹介します。
堆朱キットの作り方動画です。糸のこで大まかな形を切り出してひたすら削り、何層にも重なっている色の層を出して磨きます。
①黒生地の丸小皿に、金粉定着液毛筆ペン(または工芸用筆と金粉定着液20mlを使用)で図案を描きます。液をのせすぎると後々よれてしまうので、丸小皿を傾けた際に垂れない程度の液量にしましょう。
②金粉を振りかけていきます。液を塗った箇所の上にまんべんなく振りかけます。
③ティッシュや綿などで、くるくると円を描くように優しくなでていきます。
④余分な金粉を水で洗い流して、ティッシュで水気を拭き取ったら完成です。
デザインにもよりますが、1授業(45分程度)で完成させることも可能です。
本来の蒔絵は本漆を使用した、大変な技術が求められる作品です。参考にして自分だけのデザインを考えてみましょう。
樹脂ねんどでつくった和菓子と組合せた作例です。
①堆朱工芸は、色の異なるうるしを幾重にも塗り重ねた素材を用いて、ヤスリや耐水ペーパーで磨いて美しい色の層をつくりだします。当キットの堆朱板は全て合成樹脂製です。
②堆朱板に油性ペンで下描きをして、糸のこで大まかに切り出します。堆朱板は小さいので、糸のこの板押さえで固定し、指の位置に注意しながら作業をしてください。持ち方は上記動画をご参照ください。
③色の層を意識しながら、角や細かいところを棒ヤスリで削っていきます。粉が出ますので、古紙等を下敷きにしましょう。
④水につけながら目の粗い順(#240⇒#400⇒#800)に耐水ペーパーで磨いていきます。ペーパーを丸めたり折り目をつけて、堆朱板の溝部分も磨きます。キズがなくなるまで続けましょう。
⑤付属のツルピカクロス(研磨布)、またはコンパウンドを布につけて、根気よく磨きます。
⑥ピカピカに仕上がったら完成です。
堆朱板は40回程塗料を塗り重ねて硬化させています。その間に厚みのばらつきや反りが出ることがありますので、糸のこを使用する際は凹面を下にして、上からしっかりと押さえてカットしてください。
堆朱板は全て穴加工済。色みはバラつきがあり、色の層の削り方によって全く異なる仕上がりにもなります。
堆朱はしキット。青貝入りやはし置きセットなども取り扱っております。
金粉定着液
362-691 20ml ¥660(¥600)
362-693 毛筆ペン ¥1,320(¥1,20)
金粉(真ちゅう)
362-706 20gセット ¥550(¥500)
工芸用筆
362-695 約2φ×20㎜ ¥270(¥246)
黒生地(無塗装)
362-701 丸小皿 ¥297(¥270)
黒生地(無塗装)
362-702 桜小皿 ¥462(¥420)
黒生地(無塗装)
362-703 姫鏡 ¥528(¥480)
堆朱ボールチェーン ブルー
351-419 ¥1,067(¥970)
堆朱ストラップ ブルー
351-420 ¥1,067(¥970)
堆朱キーホルダーB
351-406 ¥1,034(¥940)
351-433 棒ヤスリなし ¥880(¥800)
堆朱はし工芸
351-421 黒 長さ約225㎜ ¥935(¥850)
351-422 赤 長さ約195㎜ ¥935(¥850)
堆朱はし工芸 貝入
351-423 黒 長さ約225㎜ ¥1,045(¥950)
351-424 赤 長さ約210㎜ ¥1,045(¥950)
堆朱はし工芸はし置きセット
351-425 ¥1,496(¥1,360)