絵画・デザイン・版画
版画
文字を彫る。形を彫る。てん刻に挑戦!
篆刻(てんこく)は中国が起源の印づくりのことで、主に篆書という書体を石に彫ります。書画などの作品に押す印を自ら作ることで他にはないオリジナリティーを表現できる芸術で、生徒が夢中になって取り組める人気の高い教材です。
この題材におすすめの学年:中学校1年生以上~
制作時間のめやす:約4時間~
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篆刻(てんこく)は中国が起源の印づくりのことで、主に篆書という書体を石に彫ります。書画などの作品に押す印を自ら作ることで他にはないオリジナリティーを表現できる芸術で、生徒が夢中になって取り組める人気の高い教材です。
この題材におすすめの学年:中学校1年生以上~
制作時間のめやす:約4時間~
てん刻の制作動画です。
てん刻の鈕(持ち手)の部分を造形した動画です。
子供たちへの指導の仕方を、篆刻家・雨人さんが紹介いたします。
①印材の彫りたい面を平らにします。印面が底になるようにてん刻プラバイスに挟み、斜めになっている分だけ出して紙やすり(#240→#400)で削ります。
②印材を取り出し、印面にポスカをまんべんなく塗ります。ポスカの色は、下絵転写と彫り跡の見やすさ両方を兼ね備えたオレンジがおすすめです。
③下絵を描き、トレーシングペーパーに鉛筆(もしくはシャーペン)で写します。
④ポスカが乾いたら、その面にトレーシングペーパーの鉛筆で描いた面を乗せ、爪でこすり転写します。
⑤プラバイスに挟み、印刀を使って彫っていきます。白文(線が白いはんこ)の場合は鉛筆の線がなくなるように、朱文(線を残すはんこ)の場合は鉛筆の線の外側を縁取るようにまず溝を彫って、徐々に広げていきます。
⑥印刀を使う時は、刀を持たない方の手の親指を添えると運刀が安定します。
⑦印泥をポンポンとまんべんなくつけ紙に押したら印影を確認し、必要な場合は修正します。
印面のほかに鈕(ちゅう:持つところ)を造形したもの。
文字だけでなくイラストをはんこにするのも楽しいです。
てん刻は鈕の部分をこだわって造形するのも、立体造形の勉強になります。木材のように木目がないので比較的造形しやすいのもメリットです。欠けには注意しましょう。
高麗石の作品例と白貼り箱に装飾した印材箱の作例。高麗石がしっかり収納できる白貼り箱と高麗石、特殊てんこく刀が入った高麗石ボックスセットは大人気です。
高麗石ボックスセット
235-761 中 30㎜× 70㎜ ¥935(¥850)
造形てん刻セット 高麗石
235-851 中 30 ㎜× 70 ㎜ ¥1,320(¥1,200)
235-852 大 35 ㎜× 80 ㎜ ¥1,485(¥1,350)
てん刻用スタンプ印泥
235-742 ¥264(¥240)
高麗刀
235-704 印刀 6㎜ ¥374(¥340)
てん刻プラバイス
235-729 ¥902(¥820)