クラフト・伝統工芸
伝統工芸
七宝焼でアクセサリーをつくろう
七宝焼は、金属の素地にガラス質の絵の具(釉薬)をのせて焼き付ける技法です。銅板に好きな色をのせてオリジナルの七宝アクセサリーをつくりましょう。色あせることのない七宝作品は、いつまでも思い出に残る一品になります。
この題材におすすめの学年:小学校中学年~
制作時間のめやす:約2時間~
クラフト・伝統工芸
伝統工芸
七宝焼は、金属の素地にガラス質の絵の具(釉薬)をのせて焼き付ける技法です。銅板に好きな色をのせてオリジナルの七宝アクセサリーをつくりましょう。色あせることのない七宝作品は、いつまでも思い出に残る一品になります。
この題材におすすめの学年:小学校中学年~
制作時間のめやす:約2時間~
①絵付けが完了したらすぐに焼成できるよう、作業にかかる約1時間前に七宝炉のスイッチを入れ温度を上げておきます。
②絵付けをする銅板の汚れをとるため両面をスチールウール・サンドペーパーでよく磨き、ウエスで拭いておきます。
③裏引きと地焼きをするCMCを温かいお湯で溶き、裏引き絵具に混ぜて絵付けをする素材の裏面にホセを使って1㎜くらいの厚さに盛ります。
④七宝絵の具は使用前に水洗いし、上ずみを捨てながら不純物を取り除きます。白い濁りがなくなるまで4~5回繰り返して洗います。
⑤ホセで絵の具をすくい取って、1㎜くらいの厚さになるよう盛ります。注意!色を変える際は、必ずホセをよく水洗いしてください。
⑥ティッシュペーパーで絵の具の水分を吸い取り、焼成用の金網に移し替えます。そのまま炉の上に置いて乾燥させます。
⑦素材をのせた金網を七宝炉(炉内800℃の時)の中に入れます。約2分30秒~3分で作品を取り出し、耐火作業台の上で冷却します。
⑧銅板の縁に沿って仕上げ用のやすりで仕上げ、台金具を接着剤で接着して完成です。
不透明七宝絵具でベースの色付けをした後、不透明七宝絵具のフリットを使用し、水玉を表現しています。
透明七宝絵具でベースの色付けをして一度焼成し、上から不透明七宝絵具を盛ることで浮き上がるような表現になっています。
透明七宝絵具でベースの色付けをして一度焼成し、上から切り抜いた銀箔を貼りつけて乾燥させて軽く焼成して焼き止めます。そのあと透明七宝絵具で色付けをし、焼成しました。
不透明七宝絵の具を使用した作例
不透明七宝絵の具を使用した作例
七宝絵の具を絵付けする銅板はよく磨いてください。磨きが不足すると、絵の具をはじいてのりにくくなります。油分をしっかり取ってください。
地焼きをすることで失敗を少なくすることができます。方法:絵付けをする銅板の裏面にCMCで溶いた裏引き絵具を盛ります。乾燥後に表面に透明七宝絵の具や地色になる絵の具を盛り焼成します。
絵の具の色を変える時は、必ず道具を水で洗ってください。七宝絵の具は通常の絵の具と違って、色が混ざり合いません。きれいな作品を仕上げるためにも、色が混ざらないよう注意してください。
絵の具の厚さは約1㎜ほどになるよう意識してください。厚すぎると割れが起こる場合があり、逆に薄いと色が十分にのりません。また、焼成前に乾燥させすぎると絵の具が銅板から落ちたり、絵付けがしにくくなります。面相筆を使って、全体が軽く湿っている程度に水を含ませるようにしてください。
七宝絵の具の塊であるフリットを使うことで、偶然の模様が出来上がります。CMC(七宝用のり)に浸して、銅板に置いていきます。集中してたくさん置かずに少しずつ使うのがポイントです。
七宝電気炉 ポストⅢ型
271-499 タイマー機能 ¥79,750(¥72,500)
七宝電気炉 ロペットK型
271-521 プログラム機能 ¥171,600(¥156,000)
窓付き工芸電気炉 K-W型
337-383 ¥211,200(¥192,000)
SN-七宝個人セット
271-651 ¥90,750(¥82,500)
不透明七宝絵の具セットV
273-001 40g 12色セット ¥25,630(¥23,300)
273-002 100g 12色セット ¥51,260(¥46,600)
透明七宝絵の具セットW
273-201 40g 12色セット ¥24,750(¥22,500)
273-202 100g 12色セット ¥62,150(¥56,500)
七宝ブローチセット
276-551 A 丸形 ¥1,298(¥1,180)
276-552 B 小判形¥1,298(¥1,180)
七宝キーホルダーセット
276-553 C 丸形 ¥1,639(¥1,490)
276-557 F 小判形¥1,639(¥1,490)