WEB 図工・美術教材フェア2022

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ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろうのメイン画像

ねんど

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう

ウッディ粘土は木粉入りの粘土です。乾燥後に彫刻刀(カッターでも可)で削る事で、まるで木彫りのような作品を作る事ができます。今回はこのねんどの特長を生かした木彫り風の動物の作り方をご紹介します。

この題材におすすめの学年:小学校高学年以上

制作時間のめやす:約30分(形作り)+約1時間(乾燥後、彫刻、彩色)

動画ギャラリー

実際に木彫り風の犬を作っている動画です。用意するもの:ウッディ粘土(今回の作品では150g程度使います)、5cmの球型発泡スチロール、水、ヘラ、カッター(彫刻刀)

つくり方

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

① 直径5㎝程の発泡スチロールの球を芯材にして粘土(約100g)でおおいます。
球型の発泡スチロールがない場合は、5cm四方くらいの発泡スチロールの欠片を用意してハサミなどで球っぽく削ってください。

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

② 表面を指できれいにならします。

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

③頭の部分の粘土を合体させます。接着面に水を少しつけてからこすると、粘土が糊のようになり、粘土同士が良くつきます。

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

④ 顔の形を作ります。

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⑤ 足をつけます。頭と同じように水を使ってくっつけます。

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⑥ しっぽをつけます。形が出来たら1週間程乾燥させます。

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

⑦完全に乾いてから、彫刻刀(カッターでも可)で削ると木彫りのような表面になります。

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

⑧ 水彩絵の具で色をつけたら完成です。

作品例

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

左からライオン、犬、うさぎです。彫刻刀で表面をけずって毛並みを作りました。

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

ライオン、犬、うさぎを後ろから見た写真。

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

左からカエル、ブタ、トカゲです。カッターで表面をけずって、木彫りのような凹凸を作りました。

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

カエル、ブタ、トカゲを後ろから見た写真。

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はんこにもできます。

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バードカービング作品

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

木から彫り出すと大変ですが、ねんどなのでこんな作品もつくりやすいです。

ワンポイントアドバイス

ウッディ粘土で木彫り風の動物をつくろう説明画像

しっぽが長細かったり折れそうな作品は、接着部分につまようじなどの芯材をいれると丈夫に作れます。

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乾燥後に細かいパーツをつける時はボンドを使います。大きなかたまりを盛り付ける場合は、表面に水をなじませてからくっつけます。

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乾燥後に表面を平らにしたい時は紙やすりで削ります。

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彫刻刀丸刀を使用すると本物の木彫のような仕上がりになります。

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ウッディ粘土 セピア 550g
231-447 ¥396(¥360)

乾燥硬化 芯材使用可
紙粘土のなかま(主成分…パルプ・石粉・木粉)
木粉を混入した新しいタイプの粘土で、木の質感があり、磨くと独特のツヤがでます。
● 粘着力が強いためどんな芯材にもよくつき、乾くと非常に軽く、丈夫になります。
● 表面を滑らかにするには、指先に水をつけてこすってください。
●乾 燥後、彫刻刀などで彫ることもできます。