WEB 図工・美術教材フェア2022

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クラフト・伝統工芸

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伝統工芸

やきものづくりにチャレンジ!初めての陶芸

陶芸は難しいと思われがちですが、陶芸用の粘土は自由につくれる素材でとても簡単に造形ができます。最後には焼成して半永久的に使える陶磁器となって完成するところも教材としての魅力があります。ひとつひとつの工程が重要ですのでご紹介します。


この商品におすすめの学年:小学生~

制作時間のめやす:約30時間~2時間(成形のみ)

1、成形

陶芸の粘土はちぎったり、くっつけたり、おしてへこませたりすることが簡単にできます。自由につくる事ができますが、いくつかのコツやポイントがありますので初めての方でもわかりやすい技法動画をご覧ください。

陶芸の成形技法の一つ板づくりを使用してマグカップつくるを動画です。

陶芸の成形技法の一つ玉づくりを使用してお茶碗つくるを動画です。

陶芸の成形技法の一つひもづくりを使用してオリジナルの創作はにわつくるを動画です。

2、素焼き

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素焼きは800℃程度で焼成します。テラコッタやはにわ、土偶や土器づくりは素焼きで完成となります。

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素焼きをすることで、完全に水分が抜け、10%程の収縮が起こります。釉薬もしっかり付けることができます。

3、絵付け

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釉薬を掛ける前に絵付けをしたい場合は、素焼き素地に絵を描きます。陶芸用の絵の具を水に溶いて、濃度を調節して描きます。

4、釉薬がけ

釉薬(ゆうやく・うわぐすりともいいます。)を掛けて焼くことにより、釉薬が溶けて化学変化が生まれ、作品の周りにガラス質の覆いができます。透明感のあるものや不透明なもの、色もさまざまにあり、耐酸性、耐熱性に優れた衛生的な器や実用品として使用できるようになります。

粉末釉薬の溶き方の基礎動画です。

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浸し掛け(ドボ漬け)①:カップや湯のみのような作品には内側にひしゃくで釉薬を流し込んで、3秒程したら容器に釉薬を戻します。

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浸し掛け(ドボ漬け)②:作品の底部分を持ち、器の口の部分を下にして釉薬が入っている容器に沈めます。3〜5秒つけてゆっくり回しながら取り出します。高台の内側(底面の窪み)にも釉薬を塗ります。

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流し掛け:作品の外面又は内面に釉薬を掛けたい場合にひしゃく等を使用して流し掛ける方法です。

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筆塗り・刷毛塗り:指跡や作品の一部分に釉薬を掛けたい時に使う方法です。厚さにムラが出やすいので均一に塗りましょう。

5、本焼き

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作品を窯に詰めて、本焼き(約1200~1250℃)をします。

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焼き上がった作品。新日本造形製の釉薬は安定感抜群で1200~1250℃でしっかり溶けて発色も良好です。約100種類もの釉薬、30以上の陶芸土の取り揃えがあり、組み合わせ次第で世界に一つだけの作品ができます。

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せともの白土(高級陶土)
255-115 700g ¥290(¥264)

255-116 20㎏ ¥6,270(¥5,700)

焼成温度…800℃〜1300℃
焼き上がりは信楽粘土に比べて、ザラつきは少なく、(色は白いので、釉薬や絵具の)発色が良い粘土です。
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せともの赤土(高級陶土)
255-117 700g ¥330(¥300)

255-118 20㎏ ¥6,930((¥6,300)

焼成温度…800℃〜1300℃
焼き上がりの発色はこげ茶色のような深い赤色の土です。
化粧土などと合わせると色のコントラストが出て良い作品になります。
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SN-陶芸本焼き絵の具 12mlポリチューブ入
255-610 基本10色セット ¥3,720(¥3,400)

256-280〜289 単色12ml( 基本10色)

280 白 281 緑 282 茶 283 水 各¥385(¥350)

284 桃  285 黄  286 黒 287 ひわ  288  各¥473(¥430)

289 赤 ¥726(¥660)

焼成温度800〜1280℃

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ポリチューブから絞り出し、適度な濃度にのばすだけで彩画でき大変便利です。色数も多く混色も自由にできるため好みの色が得られます。楽焼き絵の具としても使用できます。絵つけ後、透明釉(長石釉・石灰釉・楽焼き用)を上掛けしてから焼成してください。

写真は左上から 白、黄 、赤、 桃 、茶、水、青 、ひわ、緑、 黒

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SN-陶芸釉薬 粉末1kg
255-655 №12石灰透明釉 ¥1,375(¥1,250)

焼成温度1230℃
作例は白磁土に陶器用下絵の具で彩色し、石灰透明釉を薄掛けして還元焼成しました。
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SN-陶芸釉薬 粉末1kg
255-705 黄瀬戸釉 ¥1,364(¥1,240)

焼成温度1230℃
伝統的な釉薬で瀬戸焼としても有名です。つやがあり、淡い黄色に発色します。白土、酸化焼成。
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SN-陶芸釉薬 粉末1kg
255-701 織部釉 ¥1,364(¥1,240)

焼成温度1230℃
戦国大名茶人古田織部の影響が大きい織部焼は美濃地方で焼かれ、緑釉が特に人気で、他に黒織部釉等もあります。作例は透明釉薬と織部釉薬を掛け分けています。白土に鉄絵、酸化焼成。
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SN-陶芸釉薬 粉末1kg
255-721 ルリ釉 ¥1,650(¥1,500)

焼成温度1230℃
濃いめの青でつやがあります。作例はろくろの指あとが濃淡となって表情が出ています。白土に酸化焼成、還元焼成どちらでも大丈夫です。
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SN-陶芸釉薬 粉末1kg
255-704 白萩釉 ¥1,650(¥1,500)

焼成温度1230℃
山口県の萩焼は朝鮮半島由来で変革を続けて今に至ります。白濁色の釉薬を赤土に施すことで独特の風情が出ます。
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SN-陶芸釉薬 粉末1kg
255-790 黒天目 ¥1,364(¥1,240)

焼成温度1230℃
中国から伝来した天目茶碗が有名な茶や黒の光沢のある釉薬です。