陶芸の粘土はちぎったり、くっつけたり、おしてへこませたりすることが簡単にできます。自由につくる事ができますが、いくつかのコツやポイントがありますので初めての方でもわかりやすい技法動画をご覧ください。

陶芸の成形技法の一つ板づくりを使用してマグカップつくるを動画です。

陶芸の成形技法の一つ玉づくりを使用してお茶碗つくるを動画です。

陶芸の成形技法の一つひもづくりを使用してオリジナルの創作はにわつくるを動画です。

素焼きは８００℃程度で焼成します。テラコッタやはにわ、土偶や土器づくりは素焼きで完成となります。

素焼きをすることで、完全に水分が抜け、10％程の収縮が起こります。釉薬もしっかり付けることができます。

釉薬を掛ける前に絵付けをしたい場合は、素焼き素地に絵を描きます。陶芸用の絵の具を水に溶いて、濃度を調節して描きます。

釉薬（ゆうやく・うわぐすりともいいます。）を掛けて焼くことにより、釉薬が溶けて化学変化が生まれ、作品の周りにガラス質の覆いができます。透明感のあるものや不透明なもの、色もさまざまにあり、耐酸性、耐熱性に優れた衛生的な器や実用品として使用できるようになります。

粉末釉薬の溶き方の基礎動画です。

浸し掛け（ドボ漬け）①：カップや湯のみのような作品には内側にひしゃくで釉薬を流し込んで、３秒程したら容器に釉薬を戻します。

浸し掛け（ドボ漬け）②：作品の底部分を持ち、器の口の部分を下にして釉薬が入っている容器に沈めます。３〜５秒つけてゆっくり回しながら取り出します。高台の内側（底面の窪み）にも釉薬を塗ります。

流し掛け：作品の外面又は内面に釉薬を掛けたい場合にひしゃく等を使用して流し掛ける方法です。

筆塗り・刷毛塗り：指跡や作品の一部分に釉薬を掛けたい時に使う方法です。厚さにムラが出やすいので均一に塗りましょう。

作品を窯に詰めて、本焼き（約1200～1250℃）をします。

焼き上がった作品。新日本造形製の釉薬は安定感抜群で1200～1250℃でしっかり溶けて発色も良好です。約100種類もの釉薬、30以上の陶芸土の取り揃えがあり、組み合わせ次第で世界に一つだけの作品ができます。

陶芸Q＆A

せともの白土（高級陶土）
255-115　700g　￥290（¥264）

せともの赤土（高級陶土）
255-117　700g　￥330（¥300）

2023図工・美術カタログP.485

SN-陶芸本焼き絵の具 12mlポリチューブ入
255-610　基本10色セット　￥3,720（¥3,400）

ポリチューブから絞り出し、適度な濃度にのばすだけで彩画でき大変便利です。色数も多く混色も自由にできるため好みの色が得られます。楽焼き絵の具としても使用できます。絵つけ後、透明釉（長石釉・石灰釉・楽焼き用）を上掛けしてから焼成してください。

写真は左上から　白、黄 、赤、 桃 、茶、水、青 、ひわ、緑、 黒

図工・美術カタログ2023ｐ490

SN-陶芸釉薬　粉末1ｋｇ
255-655　№12石灰透明釉　￥1,375（¥1,250）

SN-陶芸釉薬　粉末1ｋｇ
255-705　黄瀬戸釉　￥1,364（¥1,240）

SN-陶芸釉薬　粉末1ｋｇ
255-701　織部釉　￥1,364（¥1,240）

SN-陶芸釉薬　粉末1ｋｇ
255-721　ルリ釉　￥1,650（¥1,500）

SN-陶芸釉薬　粉末1ｋｇ
255-704　白萩釉　￥1,650（¥1,500）

SN-陶芸釉薬　粉末1ｋｇ
255-790　黒天目　￥1,364（¥1,240）

図工・美術カタログ2023 P.496

図工・美術カタログ2023 P.497